【ジュエリーコラム】知って納得!9月の誕生石ブルーサファイア
【英国王室に愛されたブルーサファイア】
2010年のこと。英国王室のウィリアム王子がケイトさん(キャサリン妃)に、ブルーサファイアのリングをプロポーズの時にプレゼントしました。デザインは、12カラットのブルーサファイアを14個のダイヤモンドで取り巻いたリング。元々お母さんであるダイアナ妃が所有していた指輪でした。そのニュースが発表された時は、とても話題になり、婚約指輪としてブルーサファイアを選ぶ方がいらっしゃったのを覚えています。もちろん、昔から婚約指輪の主流はダイヤモンドの指輪ですが、ウィリアム王子のようにブルーサファイアを選んだり、相手の誕生石を選んだりと、ダイヤモンド以外の婚約指輪を選ぶのも選択肢として考えるのもいいかと思います!
【地球はサファイアでできている?】
人類で初めて宇宙に行った人物といえば、旧ソ連の宇宙飛行士のガガーリンです。1961年、ガガーリンは、宇宙飛行をして地球に帰ってきた時に、「地球は青かった」という有名なことばを残しています。実際に、宇宙から地球を眺めたら、青くて美しく感動的だったことでしょう!
ガガーリンが宇宙飛行をするずっと前のこと。同じようなことを考えた人がいました。「地球の空はサファイアでできている」(古代のアラビアの神話)と書きのこしたのです。当時の人々は、空の青さはサファイアが空に映し出されていると考えていたようです。空の美しさをサファイアに例えるなんて、なんてロマンチックなんでしょう!青いサファイアに見惚れるように、青い空にもうっとりしてしまったんでしょうね。
【青いものを身につけると幸せになれるというおまじない?】
「サムシング・フォー」は、英語で「4つの何か」という意味。イギリスの伝承童話「マザーグース」の一節です。「サムシング・オールド(何か古いもの)」「サムシング・ニュー(何か新しいもの)」「サムシング・ボロード(何か借りたもの)」「サムシング・ブルー(何か青いもの)」の4つのことを指します。「4つの何か」にちなんだアイテムを結婚式で身につけると、花嫁が幸せになれると言われています。欧米の結婚式では一般的に深く根付いた習慣で、英国王室のロイヤルウェディングでも取り入れられているそうです。
「サムシング・ブルー(何か青いもの)」にちなんだアイテムとして、サファイアをリングの裏側に秘めた結婚指輪が昔から人気です!イケダの取り扱いブランド「サムシング・ブルー」には、全てのリングの裏側にはブルーサファイアが秘められています。「青いものを身につけると幸せになる」というおまじないとしてとても人気がありますよ!