【回答】

ワカナ真珠の特徴である「無調色真珠」とは、
調色処理を行なっておらず、浜揚げされた
珠に、養殖時に貝が含んだシミを除去する
加工のみしか行なわれていません。

そのため、珠に対するダメージが少なく、
真珠の美しさが長く保たれることになリます。

【調色処理とは？】

一般的にアコヤ真珠には、その美しさを
引き出すために、赤い染料を入れるお化粧の
ような処理（調色処理）がされています。

【調色真珠の断面図】

【美しさが長く保たれる】

ワカナ真珠の「無調色真珠」は、シミを除去
するのみで、極力加工を最小限に留めるように
しています。

そのため、珠に対するダメージが少なくなり、
真珠の美しさが長く保たれることになるのです。

【ワカナ真珠は巻きが厚く無調色】

ワカナ真珠は、日本屈指の養殖場である
上村真珠にて養殖された純国産。

越物（こしもの）の高品質の真珠しか使って
いません。
（越物とは、通常の養殖期間より１年長く養殖
されている真珠のことです）

さらに、自然の海から生まれたままで真珠本来
の美しさにこだわった「無調色真珠」。
自然なままの美しさ、光沢、真珠層の緻密さ、
色相をそのまま生かしています。

【ワカナ真珠と調色真珠の見分け方】

さて、ワカナ真珠と調色真珠。
どうやって見分けるのでしょうか。
２つの方法があります。

１）見た目で見分ける
２）鑑別書で判断する

【パールネックレスを見た目で見分ける】

調色真珠は、染料を入れているため、
商品によりますが、光り方がピンクが強い
ような印象を受けます。

ワカナ真珠は、個体差がありますが、
ホワイト系、ピンク系があり、
自然の美しさが感じられます。

【パールネックレスを鑑別書で判断する】

パールネックレスの鑑別書で確認するのが
一番確実な方法です。
パールネックレスには一般的に鑑別機関が
発行する鑑別書がついてきます。
鑑別書とは、第三者機関が発行する
本物であるという証明書です。

【パールネックレス（調色真珠）の鑑別書】

よく見ると、

「潜在的に有する美しさを引き出す
真珠特有の加工が行われています」
とあります。

つまり、「調色処理をしている」
ということになります。

【ワカナ真珠ネックレスの鑑別書】

真珠の鑑別書と原産地証明書がセットに
なっています。

左の中程をよく見ると、

「ナチュラルホワイトカラー（無調色）」
とあります。

お店で調色真珠か無調色真珠か？
を判断するときは、お店のスタッフの方に
「真珠の鑑別書を見せてください」
とお願いするといいと思います。

【ワカナ真珠の実物を見て感じる美しさ】

アコヤ真珠は、個体差があります。
弊社では、真珠ネックレスを仕入れするときは、
珠の形、大きさ、キズの有無、球の揃い具合、
テリ、全体の美しさなどをじっくり吟味して
選んでおります。
美しいワカナ真珠をぜひ店頭でご覧ください！