【ジュエリーコラム】知って納得!3月の誕生石アクアマリン!
【アクアマリンの色は海の色】
3月の誕生石の「アクアマリン」
「アクアマリン」という名前は、
約2000年前の昔、ローマ人によって
名付けられました。
語源は、ラテン語の
「水(アクア)」と「海(マリン)」
アクアマリンの色は、海の水のような
澄んだ水色が特徴的です。
地中海の海の色に似ていることもあり、
ヨーロッパの人々に特に人気があります。
アクアマリンを身につけると、
地中海の美しい海の風景が心の中に
パッと広がり太陽の光がキラキラと
降り注ぎ、爽やかなそよ風が吹いてくる
のを感じることができる
かもしれませんね。
【アクアマリンは人生の航海を約束する?】
アクアマリンの語源が「水」と「海」から
来ているということもあり、
古代ローマ時代には船乗りが好んで
身につけたと言われています。
アクアマリンは、船乗りを守り、
良い旅を約束する宝石と信じられていた
のです。
さらに、アクアマリンは透明性が高い石の
ため、濁りのない清廉な心を表しており、
不老=長寿のシンボルとしても重宝された
ようです。
アクアマリンの濁りのない透明な宝石
パワーが、困りごとがあったり悩みが
あった時の「羅針盤」として、
安全な人生の航海を約束してくれるの
かもしれませんね。
【実はエメラルドと同じ鉱物】
宝石には、宝石名と鉱物名があります。
「アクアマリン」の場合、
宝石名は「アクアマリン」
鉱物名は「ベリル」となります。
鉱物名というのは一定の化学式で表す
ことができ、鉱物名「ベリル」グループ
の中でも、色の違いによって宝石名が
違っています。
例えば、
水色の「ベリル」は「アクアマリン」
緑色の「ベリル」は「エメラルド」
ピンク色の「ベリル」は「モルガナイト」
という感じです。
エメラルドとアクアマリンは同じベリル
という鉱物で、色が違うために宝石名が
違っているのです!
【アクアマリン情報】
鉱物名:ベリル
産地:ブラジル、ウラル山脈、インド、
マダガスカル、スリランカなど
宝石ことば:沈着、聡明
硬度:7.5-8