4Cについて〜Cut(カット)
最後のCです。
ダイヤモンドは、美しい輝きと光沢を楽しむもの。
4つのCのなかでも、カットは唯一人間の手が
加えられた最も重要な要素です。
EXCELLENT(エクセレント)
VERY GOOD(ベリーグッド)
GOOD(グッド)
FAIR(フェア)
POOR(プア)
の5段階で評価されます。
評価は、
A プロポーション(ダイヤモンドの形 寸法で計測される)
B フィニッシュ
ポリッシュ(面の仕上げ)
シンメトリー(対称性 面の位置、形状の仕上げ)
と細かく分類。
プロポーション、フィニッシュ、シンメトリー
全てエクセレントのものを
トリプルエクセレント(3EX)
と呼びます。
カットの評価は、近年実施されたもので、
昔は評価されませんでした。
なぜなら、美しさ、輝きは
見る人、扱う人の主観で決まるから
評価できないということのようです。
カットを見るときは、
ダイヤモンドをルーペで覗いてみます。
余談ですが、
宝石屋のスタッフは商品を見るときは
ルーペでよく見ます。
ルーペは通常10倍の倍率のものを使っています。
覗くことでいろいろな情報が分かるのです。
商品が油で汚れていないか、
留めてある爪が緩んでいないかなどなど。
ダイヤモンドの場合は
ダイヤモンドが汚れていないかを確認した上で、
インクルージョン(内包物)の状況、
カットを見るのです。
category:
ダイヤモンドの選び方
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